古すぎず、新しすぎず。仕事も旅も、目的地を自由につなぐ一台。(Volvo V70 XC)

古すぎず、新しすぎず。仕事も旅も、目的地を自由につなぐ一台。(Volvo V70 XC)

年式は古すぎず、新しすぎず。そのあいだにあった、自分らしさ

フリーランスの写真家として活動するカキザキさん。
ライフスタイル誌やメーカーの撮影に加え、山や海など、屋外で自然を収める機会も多い。

カメラや機材を積み、都内だけでなく地方の撮影へ向かう。
そんな使い方を考えれば、荷物が載って、気兼ねなく使えることは新しいクルマ選びの大前提だった。
ただ、次の一台を探すときは、そこだけで決めたくなかったという。

「仕事とか機能に、全振りしたくなかったんですよね」

実用性は欲しい。でも、仕事道具としてだけではなく、普段から自分が気に入って乗れることも大事にしたかった。

ボルボといえば、240のようなクラシックモデルも候補になりそうだけど、カキザキさんにとっては少し「カッコよくて、敷居が高い」存在だったそう。
かといって、現代的なクルマを選びたい気分でもない。

「今のクルマでもないし、いわゆるネオクラでもない。その中間くらいの年代なのがいいなと思って」

そこで選んだのが、2001年式のボルボV70 XCだった。

古すぎるクルマでも、新しすぎるクルマでもない、少し肩に力の抜けたスタイル。
2001年式という新旧の「あいだ」に、カキザキさんは自分らしく乗れる一台を見つけた。

後ろ姿と、静かな車内。ボルボV70 XCの好きなところ。

カキザキさんがボルボV70 XCを選んだ理由のひとつが、見た目だった。

丸みを帯びたボディに、下まわりを囲む黒い樹脂パーツ。
アウトドアを思わせる無骨さがありながら、シャンパンゴールドのような淡いボディカラーのおかげで、どこか品がよく見える。

「樹脂パーツが多すぎるとチープに見えることもあるけど、バランスがいいんですよね」

なかでも気に入っているのは、後ろ姿だという。
縦長のテールランプや、すっと伸びたボディラインもこの年代のボルボらしいところ。

さらに、写真家らしい視点で好きな角度がある。

「高いところから見るのが結構好きで。見下ろすと、なんだか船っぽいんですよ。細長くて」

ボルボV70 XCといえば、まず特徴的なフロントマスクに目が行きそうだが、カキザキさんが惹かれるのはむしろ後ろ姿や、少し高い位置から見下ろしたときのシルエットだそう。

車内も、できる限り当時の雰囲気を残している。
純正オーディオはそのままに、パネル背面へBluetoothレシーバーを追加。
スマートフォンから音楽を流せるようにしながら、気分でカセットテープを聴くこともあるという。
そして、実際に乗り始めてからカキザキさんが気に入ったのが、車内の静かさだった。

「遮音性がすごく高いんですよね。移動中にアンビエントとかも聴くんですけど、坂本龍一をちゃんと聴けるクルマって、そんなに多くない気がして」

地方撮影が多く長距離を走ることも多いからこそ、移動中にどう過ごせるかは大切。
外から見たら、船のようにおおらか。中に入ると、落ち着いて音楽を聴ける静かな空間。

後ろ姿も、車内で流れる音も。
カキザキさんがボルボV70 XCを好きな理由は、そんな細かなところに積み重なっている。

撮影の日も、旅をする日も。写真家の仕事と旅を自由につなぐ

ボルボV70 XCは、撮影へ向かうためのクルマであると同時に、その先の時間まで自由にしてくれる一台でもある。

地方の撮影後はまっすぐ帰る日もあれば、翌日が休みなら、少し足を延ばして山や釣りへ向かうこともあるというカキザキさん。

「そのまま車中泊をして、出張先を散策することもあります」

そんなときに活躍するのが、この大きな荷室。
撮影機材だけでなく、山の道具や釣り道具、寝袋まで普段から積んでいる。
仕事と遊びの道具が同じクルマの中にあるから、予定をきっちり分けていなくても、そのときの気分で次の場所へ向かえる。

海辺や公園にクルマを停め、リアゲートを開けたまま少し過ごすこともあるのだとか。

「ここでコーヒーを飲んだり、景色を眺めたりしますね 」

移動の途中で景色のいい場所を見つけたら、少し停まる。
写真を撮ることもあれば、何もしないこともある。

目的地へ向かうだけではなく、途中の時間も含めて楽しむのが、このクルマとの付き合い方!



さらに遅い時間まで撮影が続いた日は、車内でそのまま眠ることも。

後席を倒して座面を外せば、荷室はさらに大きくフラットになる。
ほとんど工具も使わずにスペースをつくることができ、身体をしっかり伸ばして眠れるという。

「我慢ゼロですね。本気で寝られます」

仕事の前入りで使うのはもちろん、撮影先でお酒を飲むことになった日だって、そのまま一晩過ごせる、頼れる存在。

撮影の日は、機材を積んで現場へ。休みの日は、山や海へ。
仕事が終わったあと、そのまま旅が始まることも。

ボルボV70 XCがつないでいるのは、場所と場所だけではない。
仕事と遊び、その間にある自由な時間まで、ひと続きにしてくれている。

text: Hiromichi Hondaedit: Hana Miyamoto

photo: Kazuki Munakata

CCG'S Good Point

古すぎず、新しすぎず、ちょうどいい度
車内で音楽をちゃんと聴ける度
仕事のあと、そのまま旅に出られる度
Volvo V70 XC

Volvo V70 XC

ボルボ V70 XC

スウェーデン
年式
2000s

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