大人心も、子供心も満たされる。思い出を走るクルマと、どこまでも。(Nissan Sunny)

大人心も、子供心も満たされる。思い出を走るクルマと、どこまでも。(Nissan Sunny)

やっぱり青空が似合う!どこかノスタルジーを感じるサニー

夏のある日。待ち合わせ場所に現れたのは、日差しを受けて光る、白い日産 サニーとオーナーのマツザカさん。
名前どおり太陽がよく似合うこのクルマが木かげに停められた姿を見ていると、なんだか不思議と夏休み気分になってくる。

「おもちゃみたいなクルマに乗りたくて」と、話してくれたマツザカさん。マツザカさん自身も、仕事でおもちゃや雑貨を扱っている。

マツザカさんが、自分らしさをまっすぐ進んだ先で出会えた相棒・サニーに、誰もがあの日の子供心をくすぐられるはず。

クルマが持つストーリーに一目惚れ。運命的な出会いの1台

クルマを探し始めた当初は、フォルクスワーゲン サンタナを探していたというマツザカさん。けれどなかなか見つからず、サンタナを日本では日産がつくっていたから、という繋がりで80年代〜90年代のサニーも候補に入れながら探していた。

たくさんのクルマを見ているなか出会ったのは、ワンオーナーのサニー。なんでも、20年以上現役として活躍した後、前オーナーが免許返納後もしばらく車庫に入れて大切に保管していたそう。
前オーナーとともに過ごした22万キロ超えの1台がもつストーリーに惹かれ、即断したというマツザカさん。修理記録が残っていたことも、購入に至った大きなポイント。前オーナーからの愛情がたくさん詰まった1台は、誰とも被らないところもお気に入り。

「“憧れ”で選ばずに、自分に似合うクルマを選んだら、サニーだったんです」と語るマツザカさんは、素直にかっこいい。



まず目に留まるミッキーのアンテナキャップは海外から取り寄せたもので、このサニーのアイデンティティになっている。いなたい雰囲気になりがちなサニーだけれど、〈HIRO RACING SPEED〉のホイールや少し低くした車高がひねりを効かせていて、こんな仕上げ方はマツザカさんだからこそ。マツザカさんのラフでストリートなファッションも、このさりげないカスタムの抜け感とマッチしている◎

落ち着いた雰囲気の内装はすべて純正のもので、ブラウン系のシートに、手動式のウィンドウが懐かしい。そこに、ぬいぐるみやキャラクターのラグなどが敷かれて、すっかりマツザカさんのカラーになったサニー。

「モノトーンな印象のクルマなので、ぬいぐるみはポップなカラーに」とマツザカさん。落ち着いた車内に遊び心をプラスしたい時に、ぜひ取り入れてみたいテクニック◎

今までの思い出と、これからつくる思い出と。サニーと紡ぐ、新しい物語

サニーに乗っていると、「昔、乗ってたよ」と年配の方に話しかけられることもしばしば。きっと、このサニーには、かつて大衆車として活躍した80年代の思い出ものっかっているに違いない。

まるで夏休みに遊びに行ったおじいちゃんの家のような安心感と、子供の頃につくった秘密基地にいる時の興奮が同居したような、ユニークなクルマ。



手動式で、慣れない位置にあるサイドミラーに、パワーステアリングがなくて、重たいハンドル。初めて乗った時は慣れないことばかりだったけれど、不便さに慣れてきたらどれも楽しく、愛おしい。乗るたびに愛着が湧くサニーと楽しんでいく、新たな“自分らしさ”。

前オーナーが大切に乗ってきたサニー。今のところ大きな故障もなく、コンディションのいいサニーは、まるで「もっと乗って!」と言っているよう。

これから先も、キャリアをのせてみたり、塗装してイメージチェンジしてみたり……やってみたいことがたくさんあるのだとか。

「このクルマの最後のオーナーは自分がいい」とマツザカさん。前オーナーからマツザカさんにバトンタッチして、サニーの新しいストーリーは、まさにこれからがメインパート!

青空の下、どこまでも走って行ってほしい。

text: Hana Miyamotoedit: Hana Miyamoto

photo: Kyomei Kurano

CCG'S Good Point

晴れた日に走らせたい度
歌いながらドライブしたい度
思わず写真をに収めたくなる度
Nissan Sunny

Nissan Sunny

日産 サニー

モデル名
カリフォルニア
日本
年式
1990

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