ネオクラ世代のクルマたちが大復活!コンセプトカーが続々発表
今年も10月12日から「パリモーターショー2026」が開催!楽しい時期がやってきました。
数多くのコンセプトカーのなかから、CCG的「GOODなクルマ」を、今年もピックアップ!
コンセプトカーと聞くと、現実とはかけ離れた未来的なクルマをイメージするけど、今回紹介するのは、各ブランドが大切にしてきた過去のモデルたちの現代復刻版とも言えるクルマばかり。
新しい技術が盛り込まれながらも、どこか懐かしさを感じるクルマたちを、インスピレーションの元になったクルマとともにお届けします◎

シティに映えそうな、歴史的コンパクトカーが復活!
【シトロエン 2CV Concept】
第二次世界大戦後、フランスにおけるモータリゼーションの一角を担い、国民車として人気を博した「2CV」。ブランドを代表する名車が、電気自動車として現代にカムバック!
エクステリアは、ボディから独立した丸型LEDヘッドライト、垂直なフロントガラス、流れるようなルーフラインなど、オリジナルの面影を残しながら現代的に再解釈!
車両が大型・高額化する市場の傾向に逆行して、実用性と手軽さを最優先したシンプルで効率的なモビリティを提案しているんだって。
全長はなんと、オリジナルの「2CV」よりも短い3.76mに抑えられていて、都市部での取り回しや駐車のしやすさを高めているらしい。まさに、シティライフにピッタリな1台だよね。
しかもコンセプトカーに留まらず、2028年までに市販化することを目指しているんだって。
このクルマが走っていたら、街の景色もポップになりそう!発売が待ち遠しい◎
【プジョー E-T16 Concept】
「E-T16 CONCEPT」は、1985年・1986年のWRC(世界ラリー選手権)を制覇した伝説的マシン「205 T16」の40周年を記念して制作された電動ハイパーカー!
ボディカラーの「ウィンチェスター・マットグレー」や、車体を1周する赤のストライプ、Cピラーのエアインテーク形状など、「205 T16」の意匠を現代的に再構築した外観が特徴的◎
過去に取材したタチさんの「205 GTI」にも共通する当時のプジョーらしいディテールが、スポーティでありながらレトロな雰囲気を感じさせてくれる。
さらに「205 T16」と同様にリアボディ全体が大きく開き、内部の機構が露わになる開閉機構を採用。
オリジナルモデルのように、ハイパワーなエンジンが鎮座しているわけではなく、そこから見えるのはモーターとサスペンションの機構だけど、同じような演出が施されているのは、時代が変わっても本質は変わらない伝統を感じられるポイントだよね。


今だからこそ乗りたい、伊仏の個性派ミニバンが揃ってカムバック!
【フィアット Multiplay Concept】
個性的すぎるデザインで世界一醜いクルマとも称されたフィアットの迷車「Multipla(ムルティプラ)」。
外観は色々な意見がある一方で、車内は2列3人掛けシートによる6人乗りのパッケージや、倒せばテーブルになるシートなど、挑戦的なコンセプトを採用していたんだよね。
そんな「ムルティプラ」が持つ室内空間の有効利用という伝統を受け継いで開発されたのが、今回発表された「Multiplay(マルチプレイ)」。
名前はほぼダジャレだけど、今回もコンセプトはかなり挑戦的。スライド式のリアモジュールによって、ミニバンタイプのファミリー仕様から、荷台を備えたピックアップ仕様へ自在に変形することができるんだって。
他にも、スポイラーが回転して自転車を積載できるサイクルラックに変身したり、実用性を高めるギミックが盛りだくさん!
何よりも、可愛らしいボディカラーが魅力的◎
イタリアの夏を象徴するスイカからインスパイアされていて、外装は果皮を思わせる鮮やかなグリーン、内装は果肉のようなレッドやピンクのグラデーションで彩られているんだって!
ミニバンのカラーリングがポップだと、家族の雰囲気も明るくなりそうだよね。
【ルノー E-Space Concept】
ルノーも懐かしのミニバンを復活。1984年に登場した初代「エスパス(ESPACE)」のパイオニア精神を受け継いで、電動化時代における人や家族の時間を中心に据えた電動ミニバン「E-Space」を初公開!
「ESPACE(エスパス)」が電動化して「E-Space(イースペース)」と、こちらもダジャレのようなネーミングだけど、デザインは上手く歴代モデルをオマージュしている。
外観は、初代エスパスや高速鉄道「TGV」を彷彿とさせるワンモーションフォルムを採用。
また、合理的でシンプル、そして機能的といった特徴を持つバウハウス建築に着想を得た、広大なガラスルーフとサイドウィンドウを取り入れることで自然光が差し込む構造になっているんだって。
内装においては、キャビン中央を移動するコンソールに、空気清浄機、小型冷蔵庫、ゲームコントローラー、さらにはボードゲーム「Connect 4」などが内蔵!
これならフランスのバカンスの時期の大渋滞も快適に移動できそう◎
2台のミニバンのコンセプトカーを見ていると、日本とはまた違う家族の過ごし方が見えてくる。
ヨーロッパでもバン=商用車ってイメージから、バン=家族の空間ってイメージに変わりつつありそう!
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今回ピックアップしたクルマは、図らずも電気自動車としてカムバックしたものばかり。
電気自動車は、航続距離が短いとか充電時間が長いといったデメリットもあるけど、シティユーズに割り切れば、その課題も払拭できる。
そう考えると、歴史的なコンパクトカーやミニバンの復活は、今後の電気自動車のトレンドになっていくのかも!
そんな予感がした「パリモーターショー2026」でした!


text: Rio Yoshinoedit: Hana Miyamoto





