王道をまっすぐ、楽しめる。街も山も海も、快適なランクル70という相棒。

王道をまっすぐ、楽しめる。街も山も海も、快適なランクル70という相棒。

本格SUVって、実際どうなんだろう。

「壊れない」「タフで頼れる相棒」そんな言葉とセットで語られ、王道で好きな人も多いランクル。アウトドア好きな友人が楽しんで乗っていたり、キャンプ場で誰かが颯爽と乗りつけている様子を見ていると、いつか乗ってみたいなと思ったりする。

都市部で車に乗ることが多いとなかなか乗るタイミングがないこともあり、実際に本格SUVの良さがわからない。かっこいい、タフだろうと想像はできるけど、実際どうなんだろう。

そんな中で今回はKINTOが手掛ける旧車コミュニティ「Vintage Club by KINTO」がレンタカーとして提供しているランクル70を借りてみることに。見て、触れて、乗って旧車を気軽に楽しめる。クルマ好きの衝動をストレートに叶えてくれる、実に嬉しいサービス。

今回お借りしたのは、ランクルファミリーの真骨頂であり、強固なラダーフレームの走りを今に伝える「ランクル70」。今回はCCG編集部で、「Vintage Club by KINTO」のランクル70を借りて千葉方面までドライブしてみることに。

90sの雰囲気とパッと目を引くオーラ。ランクルってやっぱりいい。

車のピックアップ場所である〈トヨタモビリティ東京 有明店〉で鍵を受け取り、スタッフの方から車両の説明を受ける。細かい操作までひとつひとつレクチャーしてもらえるから、初見でも安心して乗り込めた。

シンプルな形状なのに、パッと目を引くオーラがあるボディ。当時の雰囲気を感じるオリジナルのネイビーとシルバーのコンビネーションカラーも落ち着いていて、いわゆる"アウトドアっぽさ"を主張しすぎないのも好みポイント◎ キャンプ場でも、セレクトショップの前でも、どこに置いても様になりそう。

車高があるぶん遠目には大きく見えるけど、運転席に座ると視界は開けていて、四隅の見切りもいい。見た目のワイルドさからは想像できないくらい、スイスイ扱えるサイズ感は嬉しいギャップ。

重厚なドアを閉めると、そこには90年代の空気がそのまま閉じ込められたようなインテリア空間。余計な液晶もゴチャついたスイッチもない、潔いくらいシンプルなインパネ。ゴツゴツとしたギアのディテールに、つい目がいく。セミバケットシートは身体をしっかりホールドしてくれて安心感バツグン。4人で乗り込んでも窮屈さはなくて、ちょうどいい距離感で会話もはずみそう。

そして何より気分が上がったのが、ムーンルーフの存在。開けた瞬間、頭上いっぱいに空が広がって、車内の空気ごと変わる感覚があった。

外見も内装も、ひととおり堪能して満足したところで、いよいよ走り出す準備。ただ正直に言うと、走り出す前から一つだけ気がかりだった。マニュアル運転。「クラッチが重いんじゃないか」「ギアが上手く入るかな」とちょっとだけ心配な気持ちも。

すべてがダイレクトに伝わってくる、この運転感覚。

エンジンをかけ、クラッチをゆっくり繋いでいく。それだけで、思ったよりあっさり前に進んだ。少し身構えていたけど、意外と癖がないので一安心。

もちろん速さで魅せるタイプではないけれど、トルクがしっかりあるから、4人乗ってもグイグイ進む。この感覚が地味に気持ちいい。

運転していて何より面白かったのが、路面のガタツキや加速といったインフォメーションが、全部ダイレクトにハンドルから伝わってくること。このダイレクト感は、現代の乗用車では珍しくなった強固な「ラダーフレーム(ハシゴ型の頑丈な骨格)」と、タフな「板ばね(リーフスプリング式サスペンション)」というランクル70特有の無骨な構造にある。路面の凹凸を足回りがしっかり受け止めて、ドライバーに車の挙動を伝えてくれる。

今のクルマにはなかなかない感覚で、ゆっくり走っても、少し飛ばしても、動かしているだけで楽しい。同じ時間乗っていても得られる楽しさの量が違う、というのもランクルならではの良さかも。せっかくレンタルするなら、こういったお得な時間の使い方は嬉しいところ◎

操作がダイレクトな分、いつもよりしっかりハンドルを握った方が良さそう。ただその緊張感すらも走っているうちに楽しくなってくるはず。

少し気になったのは、UVカットガラスではないぶん、日差しがしっかり入ってくること。それでもエアコンはガッツリ効いてくれるから、真夏でも車内は快適そのもの。オーディオから流れるラジオもどこか味のある音質で、このクルマの雰囲気にしっくり馴染んでくれる。

90年代の車ならではの大きな窓から、広い海がふっと見えた瞬間はドライブしながら気分が上がるし、どこに停めても、なんだか絵になる。走っていても、止まっていても、様になるクルマだ。

今回ランクル70を運転してみて分かったのは、「手間にすら愛着を感じられる、何でも楽しめる人」にピッタリなクルマだということ。デジタル制御された快適さより、運転そのものの濃さを味わいたい人。特別な一日を、大切な仲間とシェアしたい人。そんな人にぜひトライしてみてほしい。
街でも、山でも、海でも、やっぱりランクルっていい。このクルマでしか味わえない時間があって、まるで非日常のギアを身にまとうような、特別な没入感すらある。王道を、まっすぐ味わえる贅沢な体験。

たくさん荷物を積んで、どこか遠くまで行ってみたくなる。次はもっと本格的な山道にも挑んでみるのもいいかも。そんな気持ちにさせてくれる一台。

レンタカー詳細・ご予約は、Vintage Club by KINTOのインスタグラムからWEBサイトへ!
https://www.instagram.com/vintage.club.by.kinto/

<Vintage Club by KINTOについて>
Vintage Club by KINTOは、みなさんとKINTOが一緒に旧車を楽しむためのコミュニティです。
旧車をもっと気軽にもっと身近に、SNSフォロワー限定の試乗会やイベントのほか、YouTubeなどオリジナルコンテンツをお届けします。
トヨタ自動車と新明工業のレストアで蘇る名車を、特選旧車レンタカーとしてご用意。実際に乗って旧車を味わうこともできます。
見て、触れて、乗って、旧車をとことん一緒に楽しみましょう。
https://vintage.kinto-jp.com/

text: Hana Funaokaedit: Kazuki Munakata

photo: Kazuki Munakata

Land Cruiser "70"

Land Cruiser "70"

ランドクルーザー"70"

モデル名
ZX
日本
年式
1995

Related

View More